書店で一番売れているビジネス週刊誌、週刊ダイヤモンド(2016.4.23)によるとお口の健康を守ることは心臓を守ることにもつながるようです。
日本の研究者らは日々の歯磨き習慣について「毎食後」「少なくとも1日1回」「1日1回未満」との回答に基づいて対象者を3群に分け、 高血圧症や糖尿病、脂質異常症など心疾患リスクになる全身病との関連を調べました。
その結果、歯磨きの習慣が「1日1回未満」群は、「毎食後」群よりも糖尿病の有病率が2.03倍高く、 脂質異常症の有病率が1.5倍高いことが判明したのです。
また改めて生活習慣と歯磨き習慣との関連を調べたところ、「毎食後」群に比べ、「少なくとも1日1回」「1日1回未満」群では、 喫煙率や飲酒率が高く、BMIとメタボ健診で計測される腹囲径がより大きいことが判明しています。
研究者は「良い歯磨き習慣は、お口の健康だけでなく、糖尿病や脂質異常症といった全身性の疾患の予防に有用」と断言しています。
歯磨きは病気の予防にもなるのです。歯磨き習慣を見直すのはどうでしょうか?