通常の歯科治療は、「虫歯」や「歯周病」など、歯としての役割が機能しない時の治療が上げられます。
その一方で、より美しく健康な歯を作り、健康的な笑顔を作ることを目的とした治療があります。
歯を美しくすることを目的とした治療が「審美歯科」です。
日本歯科審美学会では「歯科審美学」を 「歯科審美学とは、顎口腔における形態美・色彩美・機能美の調和を図り、人々の幸福に貢献する歯科医療のための教育および学習に関する学問体系である。」と 定義しています。
一般診療は保険が適用されますが、審美治療はすべて自費診療(保険適応外診療)となります。
審美治療は、厚労省が定める保険診療には盛り込まれていません。
審美治療は全て自費診療で行われます。
審美治療の治療方法と特長
それでは、審美歯科にはどのような治療の種類があるのでしょうか。 大きく二つに分けて、歯の矯正と、歯を白くする事が上げられます。
歯を矯正する
歯並びをきれいにする治療です。かみ合わせ、見た目の不揃い、八重歯などを治療します。
歯を白くする
歯を白くする治療です。歯を白くするには様々な方法があります。
ブリーチング・ホワイトニング
遺伝、年齢、生活習慣などが原因による黄ばんだ歯を、ホワイトニング剤(過酸化水素)につけて、歯を白く漂白させます。
クリーニング
クリーニング剤(研磨剤)を使い歯を研磨して汚れを取り、歯の表面をつるつるに磨き上げます。
補綴物(被せ、詰め物)
歯にセラミック(陶材)の歯形を被せたり、セラミック板を貼りつけることで、歯を白く見せます。