虫歯治療を行った後、装着した詰め物や被せ物は一度治療すれば、永久に使えるというわけではありません。
それぞれに平均的な寿命があり、扱い方によってその寿命が長くなることもありますし、短くなることもあります。
- 詰め物や被せ物の寿命はどのくらい?
- 金属の部分的な詰め物7 年/ 67%
- 冠(被せ物) 10 年/ 90%
- ブリッジ10 年/ 92%
- 詰め物や被せ物の寿命に関わる原因
- 噛む力
- 使用頻度(硬いものをよく噛む)
- 酸性の強い飲み物、食べ物を頻繫に口に入れる(さんしょくしょう)
- セメント(接着)の経年的劣化
- お口の環境の変化
など他にも様々な要因が関連します。
- 詰め物や被せ物の寿命を長くするには?
毎日のデンタルケアが大切です。
フッ素入りの歯磨剤を使用して、歯間ブラシ、デンタルフロスを併用してプラークを少なくしておくことが大切です。
痛みや欠け、取れたなどの不具合が無ければご自身では気づきにくいのが詰め物、被せ物の二次的な虫歯です。
この二次的な虫歯は定期的な検診を受けることで発見が早くなり、早期発見・早期治療、が可能になり結果として歯の寿命を延ばすことに繋がります。
1 年に2~4回の歯科医院での高濃度フッ素を継続して行うことで、さらに虫歯の予防効果が高くなります。