親知らずの治療
智歯周囲炎
親知らずの周囲に生じる炎症で20歳代前半に多いが、老人でも生じる。
原因
智歯の萌出以上のために食物の停滞や口腔衛生の不徹底のために粘膜に炎症が生じ易くなる。
症状
歯冠周囲の粘膜の発赤、腫脹、排膿、自発痛。 炎症が拡大すると扁桃周囲炎や開口障害、嚥下痛が認められるようになる。 更に炎症が拡大すると頬部の有痛性腫脹、発熱に伴い全身状態の悪化する。
治療
急性期では投薬、全身状態の悪化に対しては入院加療を要します。 また腫瘍形成の多量な時は切開、排膿のため全身麻酔下にて手術を要します。 消炎後抜歯を行います。